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「今の時代、大学進学は無駄w!」という煽りを鵜呑みにしてはいけない

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 SNS(主にTwitter)を見ていると、「大学進学はマジで無駄ww。とっとと起業して働いたほうがいい!」みたいな発言が結構見られます。

 

 この種の発言をする人は「大学進学が無駄」であることの理由に、

 

 高い学費を払って進学しているのに大学生はコンパとバイトばかりでロクに勉強しない

 マジで大学進学とかオワコンっしょwwww

 みたいなことを挙げています。

 

 でも本当に「大学進学は無駄」なのでしょうか。

 

 

大学進学に関する結論

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 大学進学は無駄かどうかに対する結論ですが、大学進学は無駄ではありません

 あまりにも露骨なFランの大学に進学するのは確かに無駄かもしれませんが、

 そうでない、スタンダードな大学~ハイレベルな大学に進学することのメリットはかなりあります。

 家庭の経済的に進学できるのなら、進学したほうがいいです。

 以降そのことについて書いていきます。

 

大学に進学することのメリット

社会的信用が得られる

 大学進学をすることのメリットは社会的な信用が得られることです。

 どこの大学を出ていようと(あまりにもレベルの低い大学は別として)、大卒というのは社会から信用される可能性が高卒よりも高いです。

 まあ社会からは一定水準以上の勉強をしているとみなされますかね。

 一定水準以上の勉強をやっているということは、仕事に対してもある程度は努力することができるとみなされます。

 

 社会的信用を得られるということは、働き口を探すのも比較的容易になります。超絶ホワイトな企業は大学によっては不利になることがあると思いますが、クソブラックな企業に入るリスクは低いでしょう。

 たとえブラック企業に引っかかっても、転職すればいいだけの話です。

 

 それに大学の人脈を生かしての就職であったり、あるいは起業とかだってすることができます。

 学閥の強い大学(例えば慶應や日大など)に行けば、OBOGが就職や起業のサポートをしてくれる可能性だってあるわけです。

 

 どのような働き方であれ、自分の力でできることは限界があります。人の手を借りなければどうにかできないことだってあります。

 そういう時に大学の人脈が生かされ、人生良い方向に行くのではないでしょうか。

  

まとまった自由な時間を得ることができる

 大学に進学すると、まとまった自由な時間が取れます

 理系の学部はその限りではないと思いますが、社会人と比べるとある程度多くの自由時間を得ることができるのは間違いありません。

 

 その自由な時間を活用することによって、教養やカネを稼ぐための勉強をすることができます。

 社会人も確かに時間を見つけて勉強する時間を確保することはできますが、大学生はそれ以上にまとまった勉強時間を確保することができます。

 

 社会人のように時間の使い方などをガン無視して、好きなだけ自分の興味関心のある勉強に着手することができるのは、大きなメリットです。

 

 在学中にブログやユーチューブなどの勉強をして、収入を得ることができれば、将来就職公務員以外にも人生の選択肢を増やすことができます。

 それに大学生は社会的に守られている身分なので、失敗しても人生がヤバくなることはありません。

 そのようなアドバンテージを生かして、金を稼ぐための試行錯誤をする時間を確保することができます。

 

 大学に行かないでいきなり起業とかすると、失敗が許されない日々を送ることになります。

 確かにそれがプレッシャーとなり、良い方向に行く可能性はあると思いますが、失敗しても許される環境に行くことができるのなら、そのような道(つまり大学進学)に進んだほうがいいと思います。

 

 なので、まとまった自由な時間を確保でき、その中で自分の興味関心のあることを勉強できるのは、大学に進学することのメリットだと思います。

 

研究施設で勉強できる

 これはとりわけ理系に関して言えることだと思います。

 そもそも理系の勉強って(物理化学生物)研究施設がないと勉強できません

 というかそもそも上記の学問って座学でやるものではないはずです。

 

 まずは実験できる環境を探さないと学問に対する次へのステップに進めないわけです。

 それに知識を高めるためには研究施設に加えて、実績のある指導教員がいることが必要です。

 

 自分で独学することにおいては、理系の実験・研究を必要とする学問では限界があります。

 

 でも「大学進学オワコン論者」は

 「研究施設なんて大学に進学しなくても、自分を企業に売り込んでいけば見つけることができる!

 わざわざ高い金払ってまで大学に行って研究施設で勉強するとかマジでオワコンwww」

 とのたまうと思います。

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 でも社会的信用がまだない高校生を企業が採用したいと思うでしょうか。

 仮に採用されたとしても、レベルの高い仕事はやらせてくれないでしょう。

 

 そう考えると、大学で基礎的な知識と経験を身につけて企業に進んだほうが、研究における基礎→応用の橋渡しはうまくいくと思います。

 

 というか、医者とか看護師になりたかったら、大学に進学しないと無理です

 (看護は短大専門でも行けるが)

 

 したがって、大学に進学しなければどうにもできないこと(つまり研究施設の確保。あとは医師の国家試験とか)があるので、「大学進学はオワコンw」という主張はナンセンスだと思います。

 

「大学オワコン論者」は全体が見えてない

 そもそも「大学進学とかマジでオワコンっしょwwww」と主張する人々は全体が見えていません。

 

 最初でも述べましたが、「大学オワコン論者」は、

 「大学生は高い学費を払っておきながら、授業には出席しないし、そのクセしてコンパやバイトに明け暮れて時間を無駄にしている!

 何も勉強してねーじゃんwww

 マジで大学とか行く意味あんの???

と煽り立て、

 「オレは大学に進学しないで(あるいは中退して)、起業して今では月に100万稼いでいる!大学に進学して遊んでいるバカどもとは違う!

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 とマウント取りをします。

 

 Twitterをやっている人なら上記の大学disりツイートは一度は見たことがあるでしょう。

 

 確かに「大学オワコン論者」の言うように一定数、授業にほとんど出席せず、遊びにバイトにコンパに明け暮れている人がいます。

 でもあくまでもそれは「一定数」であって全てではありません

 

 大学の民度にもよりますが、圧倒的多数の学生は遊びつつも大学の勉強をこなして生活しています。

 もし全ての大学生が「授業にロクすっぽ出席せず遊びほうけ、コンパにバイトに明け暮れていた」ら、日本の大学はどうなるでしょうか。

 

 もうそれこそ、日本はオワコンですよ。

 

 というか大学側だって遊びほうけている学生には単位を容易に取らせないように、出席を厳しくしたり、試験の難易度を高くして一夜漬けの付け焼刃の暗記では対応できないようにしたりそれなりの措置を取っています。

 大学は学生を教育し社会の送り出す義務があるんです。

 そうしないと社会からは信用されません。

 

 それに大学生だってこれからの時代、何も勉強せず会社依存することはリスクであることをニュースなどで理解しているはずですから、遊びほうけてなんてないはすです。

 

 結局のところ、「大学オワコン論者」はある一部分の学生のことを言っていたり、ひと昔前の「大学レジャーランド」のことを言っていたりしているだけだと思います。

 

まとめ

 大学進学には大きなメリットがあります。

 ・社会的信用を得られる

 ・まとまった自由な時間が取れる

 ・研究施設で勉強できる

 など。

 

 不用意に「大学オワコン論者」の煽りを鵜呑みにして、経済的に進学できる状態にあるのに、「いばらの道」に進むのはあまりおススメではありません。

 

 明確にやりたいことがあって大学進学を選ばず就職や起業の道に行くのはアリだと思いますが、無計画な行動は人生を破滅させます。

 

 以上