文学部卒読書系ブロガーの本と思想のアウトプット録

当ブログは読書で得た知識のアウトプット系の内容となっております。読書のアウトプットが間に合わなければ雑記で食いつなぎます。

幸せな人生を送るためには、収入を上げつつも生活水準を高めすぎないことが重要【現代の幸福論】

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 現代の幸せって何なんですかね(唐突)。

 

 昔だったら、ある程度「幸せになるためのルート」が決まってたじゃないですか。

 受験で良い大学に入り、終身雇用年功序列の大企業に入社し、結婚して子供持って戸建てのローン組んで、定年まで会社で過ごす、みたいな。

 (というかハードゲームすぎませんか…?)

 

 上記の「幸せになるためのルート」って言ってみれば、収入を上げる+無理やり生活水準を高めていくってことですよね。

 

 でも経済がオワコン化しつつある日本でそういう生き方って幸せなんですかね…。

 

 幸せとは。

 

 

 

現代の幸福論とは

 今の時代での幸せとは、収入を上げつつも生活水準を高めすぎないゆる~い人生を送ることだと思います。

 最初に収入について書いていきます。

 

収入を増やす

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 今も昔も世が資本主義経済である以上、金があるに越したことはありません。

 金があるほど価値の行使ができる幅が広がることは間違いありません。

 

 価値の行使の幅が広がるとは、簡単に言うと人生でいろいろなことができるチャンスが増えるということです。

 いっぱい金があれば、たくさん旅行できますし、うまいもん食いまくれますし(日常的に食いまくるのは良くないです。それは後ほど述べます)、本を買いまくれますし。働かなくて済みます。

 金をたくさん使い、様々なことを経験すると、視野が広がり人生が豊かになります

 (酒タバコギャンブルに金をつぎ込むのはその限りではないですが)

 

 人生を豊かにしていくためにもそれなりに金があったほうがいいです。

 今は副業ができる時代です。たとえ会社の給料があまり上がらなくても副業をすることによって、相対的に収入を増やすことができます。

 会社で副業が禁止ならそんな会社はとっとと辞めちまいましょう。 

www.whatithinkandfeel.net

 

 本業副業合わせ技で収入を増やし、自分の人生を豊かにするために収入を増やしましょう。

 

生活水準を高めすぎない

 あとは生活水準を高めすぎないことですかね

 高めすぎないということが重要です。ある程度までなら問題ないです。

 今まで1R1Kのアパートマンションで暮らしていたのを、収入が上がったのをキッカケに〇LDKに住むとか。

 今まで西友で買い物してたのをたまに成城石井にするとか。

 あとは最新のMacを買うとか。

 その程度なら大丈夫です。

 

 問題なのは生活水準を高めまくることです

 収入が上がっていくと、私たちはその快感がたまらなくなっていきます。

 脳内ドーパミンがフル放出しまくり、気分がハイになります。

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 その結果、豪邸に住んで、高級車を乗り回し、毎日「寿司ざんまい」な日々を送るパリピが一定数出てきます

 こうなってしまたら、あとはもう堕ちていくだけです。

 人間は欲望を満たせば満たすほどに、その欲望がどんどん肥大化していきます。

 そうなると、全てにおいて満足することがなくなり、何でもかんでも「欲しがり」な状態になっていきます。

 今ある環境に満足することがなくなり、不満がたまっていき、じゃぶじゃぶ金を使いまくり、金を使うことでしか欲望を満たせなくなっていきます。

 そんな人間になっていくと、周囲の人間からも「ヤバいヤツ」と思われて、人間関係も次第に希薄になっていき、果ては周囲に誰もいない状態になっていきます。

 

 困った時に助けてくれる人がいないというのは、現代において致命的です。

 今、日本は経済がオワコンしている分、他者との信頼関係が重要になっています。

 そのような中で金に溺れたパリピというのはもう行くあてがないことでしょう。

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 収入を上げつつも、欲望が肥大化することの恐ろしさを知り、生活水準を高めすぎない。

 んまあ昔も今もぶっちゃけあまりこういうことは変わりないと思いますが、それでも、経済成長が望めない、国自体が良くなっていかない「未来予想図」を考えると収入上げる&生活水準をあまり上げないは一層重要になるかと。

 

収入を上げつつ生活水準をあまり高めない人間になるためには…

知性を磨く

 じゃあ収入を上げつつ生活水準をあまり上げない善良な人になるためにはどうすればいいのでしょうか。

 それは知性を磨くことです。

 ショーペンハウアーの『読書について』に以下のようなことが書かれています。

無知は人間の品位を落とす。しかし人格の下落が始まるのは、無知な人間が金持ちになったときだ。貧しければ、貧苦が枷となり、仕事が知識の肩代わりをし、頭は仕事のことでいっぱいだ。これに対して無知な金持ちは、ただ情欲にふけり、日ごろ目にする家畜と同じだ。『読書について』p.138

  

 言ってしまえば頭が悪い人間が大金を手にした途端ロクでもないことになるということです。

 確かにそうです。金があってもその金を何に使うべきなのかを考えられなかったら、単なる浪費に終わってしまいます。

 知性がある人間だと、何に金を使うべきなのかをしっかりと考えることができます。で、積極的に自己投資をして、今ある金をさらに増やすという好循環を作り出すことができます。

 時代がどうであれ、社会システムがどうであれ、知性があると人生において圧倒的に優位に立つことができます。

 北朝鮮みたいな国だと別ですが…)

 知性がない人間が大金を使うと破滅的な結果をもたらします。

 

 というか収入を増やすこと自体、会社勤めとか公務員とかフリーとか会社経営とかにしろ勉強しないと無理な話じゃないですか。

 頭がパーで収入が増やせるんだったら、ウシジマ君に10日で5割で金借りる人間なんてでてきません。

 収入を増やし、生活水準を増やし、ゆるふわな人生を送るために勉強は大事です。

 

今の日本で「昭和の幸せ」を求める意味はない

 最初でも書きましたが、昔(つまり昭和)の幸せって良い大学に入り、大企業に入り、結婚して子供持って、戸建ての家持って、定年まで働いて、老後を過ごすみたいなパターンがあったじゃないですか。

 

 でも、今の日本でそういう人生を送るのは明らかにムリゲーです。

 上記の幸せは金がかかりまくります。

 結婚する、子供を持つことは確かに憧れる人が多いですが、その流れで戸建てローンなんか組んでなんかしたら、家庭内財政破綻します。子どもの教育費もかかるでしょうし。

 もちろん経済的に問題がなければ良いでしょう。しかし、お金の問題から目を背け、アレもコレもと欲を満たしていたら、ヤバいことになります。

 

 そもそも、今はライフスタイルが多様化していますから、必ずしも結婚する必要もないですし、同じ会社に勤め続ける必要もありません。

 そういう時代ですので、自分がどうしたいかをしっかりと考えていかないといけません。

 言ってみれば、自分で幸せを自分で創っていかなければいけないんですよね。

 自分の幸せに結婚や子供を持つことが含まれているなら、それはその人にとっての幸せとなります。

 でも、「人生の流れだから」という無思考な理由で結婚し、子供を持ったもんだったらそれは人生悲劇の始まりです。

 決まりきったレールの上を進むのではなく、自分でレールを創ってそれにそって進むのが現代の幸せなのかな~と思います。

 それを実現させるのに、収入を上げる、生活水準はあまり高めないということが必要なんですよね。

 そんな感じです。

 

 以上。