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ブッシュ(父)元大統領在任時の3つの重要な歴史的出来事

 ブッシュ(父)元大統領が先月死亡した。だが死亡したという事実と同じぐらい重要なのはブッシュ(父)元大統領在任時の歴史的な出来事だろう。

 

 大学受験でも結構狙われる範囲である。ブッシュ(父)元大統領時代の歴史的な出来事を詳しく読み解いていこう。

 

 ちなみにブッシュ(父)の正式な名前はGeorge Herbert Walker Bushである。

 

 

 

1.パナマ侵攻

 

 パナマ侵攻とは1989年にアメリカ(ブッシュ父)が「パナマ国内のアメリカ人が政情不安定で脅かされている。なのでアメリカ人の生命とパナマの民主主義を守るため麻薬取引を撲滅する」という大義名分の下、パナマ共和国に侵攻した出来事である。

 

 パナマでは当時最高司令官であったノリエガがコロンビアの麻薬組織と結んでアメリカに密輸をしていた。そういう意味では麻薬取引の撲滅というのは間違っていなかった。

 

 しかしアメリカ人の生命が脅かされているという事実はなかった。

 

 では実際の目的は何だったのか。

 

 それはパナマ運河の既得権の保持しようという目的があったと考えられる。歴史的な経緯からパナマ運河アメリカに使用権があった。しかし、第二次世界大戦以後パナマ国内において返還要求の声が高まった。

 

 そこで1977年新パナマ運河条約で1999年末でパナマに返還するという条約を締結した。

 

 だがアメリカ側としてはパナマ運河の既得権を維持したいという思惑から麻薬取引撲滅という大義名分を振りかざし、パナマ侵攻を行った。

 

 

 結果としてはノリエガは捕まり禁固40年の刑を言い渡された。一方アメリカは国際世論の非難を浴びることとなり、1999年にパナマ運河パナマ共和国に返還した。

 

2.マルタ会談

 マルタ会談は1989年に地中海のマルタ島でブッシュ(父)大統領とソ連共産党書記長ゴルバチョフ冷戦の終結を宣言したというものである。

 

 このことによって、ヤルタ会談から続いてきた冷戦が終結し、以後ベルリンの壁崩壊、ソ連の解体と世界の動きは大きく変わっていった

 

 

 マルタ会談で中心となった話題は軍縮管理や軍縮の問題、東欧の問題、ドイツ再統一(これはベルリンの壁崩壊で実現)、ソ連の経済問題、中東の紛争の問題などである。

 

3.湾岸戦争

 湾岸戦争は1990年8月にイラクの大統領サダム=フセインクウェート侵攻を開始したことから、始まった戦争である

 

 イラククウェートに侵攻したことから、国際世論の反発が強まった。そこで国連は撤退勧告を行ったが、その要求に応じることはなかった。

 

 結果アメリカのブッシュ(父)は多国籍軍を編成しイラクを攻撃し、イラクは国連決議を受け入れ敗北した。

 

 以降イラクは厳しい経済制裁下に置かれることになった

 

 以上がブッシュ(父)在任時の歴史的出来事である。事実を淡々と述べただけだが、やはりアメリカは戦争が多い(大義名分も含め)。

 

 

 このように歴史を振り返ると過去から現在に至るまでの世界の問題が見えてくる。そういう意味では歴史を学習することは重要である。

 

 参考URL

世界史の窓